3Dアプリケーション タービンブレード

金属積層造形の最高峰:
DMLS 3Dプリンティング

金属3Dプリンティング - DMLS技術

詳細な仕組みは?

DMLS(Direct Metal Laser Sintering)では、CADモデルから金属部品を直接3Dプリントすることが可能です。部品の製造には、金属3Dプリンター、金属粉末を使用します。造形プロセスでは、金属粉末を極めて薄い層を造形プラットフォーム上に均一に敷き詰めていきます。

続いて、3Dプリンターに搭載された高出力レーザーが、CADモデルで定義された箇所の粉末を正確に溶融します。この工程を一層ずつ繰り返すことで、部品が完成します。

3Dプリンティング金属造形レーザー

金属のアディティブ・マニュファクチャリングとは何か?

DMLS技術は、「Direkt Metall Laser Schmelzen」(DMLS、英訳Direct Metal Laser Melting)の原理に従っています。これはレーザー粉末床溶融結合法(Laser Powder Bed Fusion)、略してLPBF技術であり、金属のアディティブ・マニュファクチャリングにおける世界で最も先進的で信頼性の高い技術のひとつです。

この産業グレードの3Dプリンティング技術は、幅広い産業向けの3Dプリント金属部品の量産に使用されています。主な用途は、航空宇宙、自動車、医療、金型、ターボ機械です。EOSは、産業用金属3Dプリンター、材料、サービスの世界的なリーディングプロバイダーであり、30年以上にわたりDMLS技術を採用してきました。

金属3DプリンターのDMLS技術

金属3Dプリンティングの生産における利点とは?

3Dプリントされたペン|© EOS

デザインの自由

DMLSは、従来の製造技術が限界に達した場合に最適なソリューションです。金属3Dプリンターを活用することで、製造方法に設計を合わせるのではなく、設計に基づいて生産を行うことができます。これにより、最大限の設計自由度が確保され、独自性の高い設計を実現できます。

Betatypeの3Dプリント金属部品

生産性の向上

DMLS技術を活用することで、開発初期段階から試作品を製作することが可能となり、市場投入までの期間を短縮できます。また、金属3Dプリンターは量産においても新たな可能性を切り拓きます。

3Dプリントされたドアハンドルカバー|© EOS & Spartacus 3D

カスタマイズソリューション

DMLSは、柔軟でカスタマイズ性の高いソリューションを可能にします。3次元CADデータによる設計は容易に変更でき、製品を短期間で製造することができます。

3Dプリントされた金属アプリケーション

複雑な構造

金属3Dプリンティングでは、従来の製造技術では困難、あるいは不可能だった高度に複雑な構造の製造が可能です。これらの構造体は極めて軽量でありながら高い強度を備えているため、追加の組立工程を必要とせず、機能の最適化や統合による部品点数の削減を実現できます。

金属3Dプリンター
お客様に最適な3Dプリンターは、用途や必要とされる仕様によって異なります。
EOS M 290 システム